微笑む女性

強迫行為のパターン

頭を抱える女性

強迫性障害の症状といえば強迫行為と強迫観念があります。これらの行動や観念に囚われてしまうとき、患者自身はくだらないことだと分かっているパターンもあります。通常であれば行動や思考のパターンが分かっていれば止めることができます。考えるのを止められなくても、少し行動が抑えられるなど程度を考えられるのです。しかし、強迫性障害を発症している人はその行動や思考パターンを止めることは出来ない症状をもっています。出かける前に何度も戸締まりを確認したり、出かけている最中にどうしても気になってしまい家に戻ってしまうこともあります。特に汚染や安全確認、順序や数字、誰かを傷つけてしまったのではないかと過度に心配するなどといった強迫行為のパターンがあります。

以下の様な強迫行為をしているのであれば、強迫性障害を発症している可能性があります。電車のつり革など公衆で使っているものを触ってしまったとしても、普通はあまりバイ菌を意識することはありません。気にしたとしても手を洗って対策します。強迫性障害の症状は一度洗っただけでは済まないのが特徴です。しかも汚染は広がると考えこんでしまい、お風呂に何度も入ったとしても問題が解決していないと思ってしまいます。また、順序や数字に異常な執着を見せるパターンもあります。必ず決められたパターンや回数に沿って行動しなければ気が済まず、間違ってしまったり邪魔されたりすると最初からその行為をやり直すこともあります。

ものを溜め込んでしまうのも強迫性障害の現れです。最近はゴミ屋敷が問題になっていますが、不要なものでも捨てることができない、捨てることに恐怖心がある人がものを溜め込み家の内部が荷物で埋め尽くされたとしても不要品収集をやめることができないのです。そうなると周囲の人にも問題が及んでしまうこともあります。これが巻き込み型と呼ばれる強迫性障害の症状です。自分でなんとか症状を抑えられていれば人に気づかれずに社会適応することもありますが、巻き込み型になると他人にも迷惑がかかってしまうのです。しかも本人は分かってはいるのですがやめられないので、それが余計にストレスになってしまいます。共同で生活をしていると影響が大きくなってきますので、できるだけそういった行動が見られてきた場合は対策をする必要があります。