微笑む女性

行為と行動を抑える方法

顎に手を当てる女性

繰り返す強迫行為や強迫観念が深刻化してきたら精神科で強迫性障害の治療を行なうことになります。精神科や心療内科のメンタルヘルスクリニックでは他の病気が併発していないかを検査し、病名が確定すれば治療を行なうことになります。精神的な病気に関しては症状が似通っている病気もあるので、正しく治療を始めるためにしっかりと検査します。最初に受けたクリニックでは強迫性障害以外にも全般的に治療を行なっている場合があります。その場合はより専門的な治療をするために他の病院を紹介することもあります。強迫性障害のような精神的な病気はより専門的な知識や医療施設を必要とする場合もあるので、深刻化した場合はより設備の整った病院を選んだ方が良いです。正しい病名を導き出す検査のために用意されている方法には光トポグラフィー検査というものも存在しています。

強迫性障害の治療方法は薬物療法とカウンセリングです。認知行動療法は全ての診療所で治療が行なわれているというわけではないので、病院がどんな治療方法を提供しているのかしっかり調べると良いです。ところで強迫性障害の薬物療法に使われる薬はSSRIといいます。これは選択的セロトニン再取り込み阻害剤の略で、セロトニンを体内に増やし不安感を防ぐ効果があります。人間の神経伝達物質は感情を操作する役割も果たしており、セロトニンはそのうち安心感やリラックス効果を生み出す成分となっています。シナプスは情報を伝えるごとに神経細胞に取り込まれて少なくなってしまうのですが、あまったセロトニンをSSRIはうまく取り込んでくれます。うつ病の際にもSSRIはよく使われていますので効果が実証されています。

このSSRIの効果が出るまでには2週間以上かかるのが普通で、人によっては2ヶ月になるまで効果が見られない人もいます。強迫性障害ではうつ病よりも多くの量のSSRIを服用する場合があり、効果が出るまでに副作用に苦しむ人もいます。薬物服用時の副作用についてはしっかり調べておく必要があります。理解していればうまく副作用と付き合う方法も考えだすことができます。副作用の症状としては吐き気やむかつきが一番きつい症状です。

認知行動療法は強迫性障害以外の精神的安病気の治療によく使われています。この治療では考え方のくせに気付き、身体を使って強迫行為の治療を探っていきます。強迫性障害は思い込みが大きく関わってきますのでそれに気づいていくことが治療への第一歩です。段階的に治療をしていくことになるので、根気強い治療が必要になります。